江津の湊(読み)えづのみなと

世界大百科事典(旧版)内の江津の湊の言及

【江崎】より

…1396年(応永3)の済度寺の古鐘銘に〈長州阿武郡多万郷江津村済度寺〉とあり,中世には多万郷の江津村と称していた。《防長風土注進案》は,江崎を古くは〈江津の湊〉と呼び,港として繁栄していたことを伝えている。江津は阿武18ヵ郷の米を若狭国へ積み出す重要な港であった。…

【田万川[町]】より

…北は日本海に臨み,町の中央を田万川が北流する。日本海に面する中心集落の江崎は天然の良港で,古くから物資の集散地として栄え,江津の湊と称して阿武郡十八郷の米を若狭国へ積み出す港町であった。米作を中心に,クリ,モモ,ナシの栽培,養豚,養鶏が盛んである。…

※「江津の湊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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