池尻岳五郎(読み)いけじり たけごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池尻岳五郎」の解説

池尻岳五郎 いけじり-たけごろう

1844-1864 幕末武士
天保(てんぽう)15年生まれ。池尻茂左衛門次男池尻茂四郎義弟筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士。文久2年尊攘(そんじょう)派の古松簡二と脱藩し,京都で活動中の父をたすける。古松,水田謙次とともに天狗(てんぐ)党の挙兵に参加。敗れて元治(げんじ)元年11月20日信濃(しなの)(長野県)和田峠で捕らえられ,斬殺(ざんさつ)された。21歳。名は岳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android