池月(読み)いけづき

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「池月」の解説

いけづき【池月】

石川の日本酒。酒名は、源頼朝愛馬生唼(いけずき)」が能登島牧山の産であったことに由来し、「池月」の字をあてて命名大吟醸酒純米大吟醸酒吟醸酒純米酒本醸造酒がある。原料米は山田錦、五百万石など。仕込み水は眉丈山の伏流水蔵元の「鳥屋酒造」は大正8年(1919)創業。所在地は鹿島郡中能登町一青ケ部。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の池月の言及

【ウマ(馬)】より

…黄褐色の馬は〈かわらけ〉といって金沢藩はこれを飼うと怪異があるとしてきらった。古来の名馬には青黒色のものがあったらしく,代表的なものに池月(いけづき),磨墨(するすみ)がかぞえられる。これは《平家物語》の宇治川の先陣争いの話などから著名になったらしいが,現在でもこの種の名馬の出生地という伝説が石に残る馬蹄の跡(馬蹄石)などを証拠として語られている土地が各所にある。…

※「池月」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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