池田重治郎(読み)いけだ じゅうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田重治郎」の解説

池田重治郎 いけだ-じゅうじろう

1825-1879 幕末-明治時代の刀工
文政8年7月10日生まれ。大和(奈良県)宇陀(うだ)郡の人。9歳のとき刃物鍛冶の喜助入門し18年間修業。さらに同郷の天国(あまくに)流の名工,元光に入門,その秘伝をおそわり,重光と名のる。嘉永(かえい)5年独立。大和の郡山・柳本・芝村・小泉・高取諸藩,伊勢(いせ)津藩御用をつとめる。明治12年7月25日死去。55歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android