沢村源之助(4代)(読み)さわむら げんのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢村源之助(4代)」の解説

沢村源之助(4代) さわむら-げんのすけ

1859-1936 明治-昭和時代前期の歌舞伎役者
安政6年3月14日生まれ。3代沢村源之助の養子。明治15年4代を襲名。5代尾上(おのえ)菊五郎,9代市川団十郎らの相手役をつとめたが,のち小芝居にうつり,晩年は大芝居に復帰伝法肌(でんぽうはだ)の女性や毒婦を得意とし,江戸歌舞伎最後の名女方といわれた。昭和11年4月20日死去。78歳。大坂出身。前名は2代沢村清子,沢村清三郎,2代沢村清十郎。通称田圃太夫俳名は秋香,青岳屋号紀伊国屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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