沢村音右衛門(2代)(読み)さわむら おとえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢村音右衛門(2代)」の解説

沢村音右衛門(2代) さわむら-おとえもん

?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者
初代沢村宗十郎の弟子享保(きょうほう)18年(1733)江戸中村座に若衆方として出演,京坂の舞台でしだいに出世し,宝暦2年2代を襲名,実悪(じつあく)に転じた。以後,江戸で活躍し,明和2年(1765)引退した。大坂出身。前名は初代沢村淀五郎。俳名は活蘆,蝶七。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android