沢田吾一(読み)さわだ ごいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢田吾一」の解説

沢田吾一 さわだ-ごいち

1861-1931 明治-昭和時代前期の数学者,歴史学者。
文久元年9月23日生まれ。菊池大麓(だいろく)に師事。母校帝国大学の講師をへて,高等商業(現一橋大)教授となり,商品学,経済数学を担当。大正9年東京帝大国史学科に入学し,卒業後,昭和2年大著「奈良朝時代民政経済の数的研究」を刊行した。昭和6年3月12日死去。71歳。美濃(みの)(岐阜県)出身著作に「日本数学史講話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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