河村文庵(読み)かわむら ぶんあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河村文庵」の解説

河村文庵 かわむら-ぶんあん

1795-1866 幕末尊攘(そんじょう)運動家
寛政7年生まれ。京都で医を業としたが,勤王の志をいだき諸藩の尊攘派とまじわる。慶応2年第2次幕長戦争に従軍,周防(すおう)(山口県)大島郡安下庄で幕府方とたたかい,同年6月11日戦死。72歳。周防出身。名は方矩。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android