治療血清(読み)チリョウケッセイ

デジタル大辞泉 「治療血清」の意味・読み・例文・類語

ちりょう‐けっせい〔チレウ‐〕【治療血清】

病原体または毒素を馬などに注射して人工的に作った、抗体を多量に含む血清血清療法に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「治療血清」の意味・読み・例文・類語

ちりょう‐けっせい チレウ‥【治療血清】

〘名〙 伝染病治療のために用いる高度の抗体を含む免疫血清。病原体の産出する毒素を中和する抗毒素血清と、菌体に対する抗菌血清がある。前者ジフテリア破傷風に多く用いられるが、後者は最近あまり用いられていない。

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