精選版 日本国語大辞典 「治」の意味・読み・例文・類語
じ‐・する ヂ‥【治】
(「ちする」とも)
[1] 〘自サ変〙 ぢ・す 〘自サ変〙
② おさまる。
[2] 〘他サ変〙 ぢ・す 〘他サ変〙
① 病気をなおす。治療する。いやす。
※蜻蛉(974頃)中「これをぢせむやうは、おもてに水なむいるべきとみる」
② 国を統治する。治める。平定する。
④ しらべただす。とりしらべて処分する。
ち【治】
〘名〙 (「ぢ」とも)
※太平記(14C後)一三「次には乱を鎮め治を致す謀を以て」 〔書経‐蔡仲之命〕
② 国をおさめること。政治。まつりごと。
④ 病気をなおすこと。治療。療治。また、病気がなおること。平癒。快癒。
※栄花(1028‐92頃)玉の村菊「風重くおはしますとて風の治どもをせさせ給ふ」
ち‐・する【治】
〘自他サ変〙 ち・す 〘自他サ変〙 ⇒じする(治)
おさ・む をさむ【治】
〘他マ下二〙 ⇒おさめる(治)
じ‐・す ヂ‥【治】
〘自他サ変〙 ⇒じする(治)
ち‐・す【治】
〘自他サ変〙 ⇒じする(治)
じ ヂ【治】
〘名〙 ⇒ち(治)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報