泉屋博古館(読み)せんおくはっこかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「泉屋博古館」の意味・わかりやすい解説

泉屋博古館
せんおくはっこかん

京都市左京区にある博物館。 1960年住友吉左衛門より寄贈された中国古代青銅器の収集を一般公開。 81年登録博物館となり,同年と 85年に加わった中国の書画茶道具などの美術工芸品を合せ,収蔵品は約 1700点に上る。所蔵品の中心をなすのは中国古代青銅器 577点で,住友コレクションとして世界的に有名。平安時代の『線刻釈迦三尊等鏡像』と閻次平筆と伝えられる『秋野牧牛図』 (南宋時代) は国宝に指定されている。

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日本の美術館・博物館INDEX 「泉屋博古館」の解説

せんおくはくこかん 【泉屋博古館】

京都府京都市にある美術館。昭和45年(1970)創立。旧住友財閥の住友家が収集した中国をはじめとする東洋の古美術品を収蔵・展示する。東京都港区に分館がある。
URLhttp://www.sen-oku.or.jp/
住所:〒606-8431 京都府京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24
電話:075-771-6411

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