法制(読み)ホウセイ

デジタル大辞泉 「法制」の意味・読み・例文・類語

ほう‐せい〔ハフ‐〕【法制】

法律制度。また、法律の制度。
一定の法体系に属する諸制度。
[類語]法規法令法例制度法律ロー国法公法法典法度はっと典範条令条規禁令法網ほうもうのり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「法制」の意味・読み・例文・類語

ほう‐せい ハフ‥【法制】

〘名〙
① 法律と制度。
続日本紀‐延暦九年(790)一一月乙丑「勑曰〈略〉今故立法制」 〔礼記月令
② 法律で定められた各種の制度。
※仏国政典(1873)〈大井憲太郎訳〉序「独刺屈爾西(ドラクルチー)氏所著仏国政典、大別其法制四部」 〔史記‐韓非伝〕
俳諧鶉衣(1727‐79)前「いまは謡といふもの〈略〉法制そなはり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「法制」の読み・字形・画数・意味

【法制】ほう(はふ)せい

法令と制度。〔礼記、月令〕(孟秋の月)司に命じて法制を修め、囹圄(れいぎょ)(牢獄)を繕(をさ)め、姦を禁止し、を愼み罪し、搏執(はくしふ)を務む。~理に命じ、~罪を戮(りく)し、斷刑を嚴にす。

字通「法」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android