法守入道親王(読み)ほうしゅにゅうどうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「法守入道親王」の解説

法守入道親王 ほうしゅにゅうどうしんのう

1308-1391 鎌倉-南北朝時代,後伏見天皇の第3皇子。
徳治(とくじ)3年9月14日生まれ。母は高階(たかしな)邦経の娘。京都の真言宗仁和(にんな)寺18世門跡(もんぜき)。正和(しょうわ)3年仁和寺にはいり,元応2年親王となり元亨(げんこう)元年出家。嘉暦(かりゃく)元年灌頂(かんじょう)をうける。のち御願寺6寺の六勝寺検校(けんぎょう)をかねた。明徳2=元中8年9月19日死去。84歳。俗名は寧永。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android