法論(読み)ホウロン

デジタル大辞泉 「法論」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ろん〔ホフ‐〕【法論】

仏教に関する議論

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精選版 日本国語大辞典 「法論」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ろん ホフ‥【法論】

〘名〙 仏語。仏教の法義について議論すること。また、その議論。
歎異抄(13C後)一二「当時専修念仏ひと聖道門のひと、法論をくはだてて」

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改訂新版 世界大百科事典 「法論」の意味・わかりやすい解説

法論 (ほうろん)

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世界大百科事典(旧版)内の法論の言及

【宗論】より

…広い意味では仏教とインドの外道(げどう),儒教,道教,キリスト教との論争も宗論であるが,普通には仏教において一宗と他宗との間でなされる宗義上の論争をいう。有名なのは,8世紀の末にチベットで行われたインド僧と中国僧とによる論争で,インド側代表のカマラシーラは漸門を説き,中国側代表の大乗和尚は頓門を説いた(漸悟頓悟)とされ,この宗論後のチベットではインド仏教が採用された。【礪波 護】 日本では,宗論は古代・中世に盛行した。…

※「法論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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