波の白糸(読み)なみのしらいと

精選版 日本国語大辞典 「波の白糸」の意味・読み・例文・類語

なみ【波】 の 白糸(しらいと)

波の白い泡沫が長く続いているさまを、糸に見立てていう語。
※清輔集(1177頃)「風吹ばみぎはの藤の紫になみのしら糸よりまぜてけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android