洋間(読み)ヨウマ

デジタル大辞泉 「洋間」の意味・読み・例文・類語

よう‐ま〔ヤウ‐〕【洋間】

西洋風につくった部屋西洋間洋室。⇔日本間
[類語]洋室

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精選版 日本国語大辞典 「洋間」の意味・読み・例文・類語

よう‐ま ヤウ‥【洋間】

〘名〙 西洋風の造りの部屋。洋室。西洋間。
※見知らぬ人(1936)〈真船豊〉一「テラスのついた洋間」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「洋間」の意味・わかりやすい解説

洋間
ようま

西洋式につくられた部屋。明治以降の住宅において、大半が日本式につくられているなかで、1~2室が板敷きの床で、椅子(いす)座式の生活様式に対応してつくられているときに、それらの部屋を和室あるいは日本間に対して洋間とよぶことが多い。また、大正期から第二次世界大戦の敗戦ころまでの都市住宅では、玄関わきにつくられた客の応接用の椅子座式の部屋を特定して、洋間とよんでいる。家によっては、この同じ接客用の部屋を応接間ということもあった。

平井 聖]

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