洗足(読み)せんそく

精選版 日本国語大辞典 「洗足」の意味・読み・例文・類語

せん‐そく【洗足】

〘名〙
① (━する) 汚れた足を湯水などで洗うこと。足をすすぐこと。
延喜式(927)五「湯槽、円槽、洗足槽各一隻」
正法眼蔵(1231‐53)洗面経行をはりて、さらに端坐坐禅せんとするには、かならず洗足するといふ」 〔史記‐酈生伝〕
② 足を洗うのに用いる湯水。すすぎ。洗足湯。
※車屋本謡曲・木賊(1541頃)「お僧たちをとめ申してあるぞ洗足参らせ候へ」

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デジタル大辞泉 「洗足」の意味・読み・例文・類語

せん‐そく【洗足】

汚れた足を洗うこと。また、そのための湯水。すすぎ。「洗足だらい

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普及版 字通 「洗足」の読み・字形・画数・意味

【洗足】せんそく

足を清める。

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デジタル大辞泉プラス 「洗足」の解説

洗足(せんそく)

古典落語演目ひとつ。「御洗足」とも。

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