津山検校(2世)(読み)つやまけんぎょう[にせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「津山検校(2世)」の意味・わかりやすい解説

津山検校(2世)
つやまけんぎょう[にせい]

[生]寛政10(1798).姫路
[没]嘉永6(1853).9.5. 大坂
盲人の地歌演奏,作曲家。本姓都倉,都名 (いちな) 春寿一。のちに豊賀検校 (2世か,天明5年 11月没とは別人) を名のる。文政 13 (1830) 年または天保3 (32) 年に津山の名で菊橋検校右一から三味線本手を伝授された。箏の師は新生田流市浦検校系の3世中川といわれる。

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