津村重舎(読み)つむら じゅうしゃ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津村重舎」の解説

津村重舎 つむら-じゅうしゃ

1871-1941 明治-昭和時代前期の実業家
明治4年7月5日生まれ。26年津村順天堂(現ツムラ)を創立,婦人漢方薬中将湯を発売。のち東亜公司(コンス),第一製薬などを設立して社長をつとめた。貴族院議員となるが,二・二六事件の際の反軍演説で辞任した。昭和16年4月28日死去。71歳。大和(奈良県)出身。高等商業(現一橋大)中退

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android