津田兵部(読み)つだ ひょうぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津田兵部」の解説

津田兵部 つだ-ひょうぶ

1609-1695 江戸時代前期の治水家。
慶長14年生まれ。伊豆(いず)田方(たがた)郡南江間村(静岡県伊豆長岡町)の名主北江間村の名主石井清兵衛とともに狩野(かの)川からの用水路開削を計画。単身江戸にでて3年がかりで幕府直営工事の許可をえた。承応(じょうおう)4年江間堰(せき)が完成した。元禄(げんろく)8年死去。87歳。名は重定。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android