活人剣(読み)カツジンケン

デジタル大辞泉 「活人剣」の意味・読み・例文・類語

かつじん‐けん〔クワツジン‐〕【活人剣】

本来、人を殺傷する目的のための刀剣が、使い方によって人を生かすものとしてはたらくこと。⇔殺人剣。→殺人刀活人剣せつにんとうかつにんけん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「活人剣」の意味・読み・例文・類語

かつじん‐けん クヮツジン‥【活人剣】

〘名〙 人を活かす剣。剣は元来、人を殺傷するためのものであるが、その用い方によっては、人を活かすものともなること。また、その剣の道。かつにんけん。⇔殺人剣
※別所長治記(1580‐92頃)「小八郎聞きもあへず、殺人刀・活人剣と云捨て、是非無く掛け入り給ふ」

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