流漉(海苔)(読み)ながしすき

世界大百科事典(旧版)内の流漉(海苔)の言及

【ノリ(海苔)】より

…現在のような干しノリが生産され始めた時期については江戸初期とする説が多いが,実際ははるかに古いことかも知れない。それは干しノリの製法が和紙の流漉(ながしずき)と同じであり,和紙のそれは奈良時代すでに行われていたからである。建治3年(1277)7月2日付の《南条殿御返事》と呼ばれる日蓮の書状に,〈河のり五でふ(帖)送り給ひ畢ぬ〉とあるのを見ても,それは明らかである。…

※「流漉(海苔)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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