浄円(読み)じょうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浄円」の解説

浄円 じょうえん

1791-1850 江戸時代後期の僧。
寛政3年生まれ。丹波幾見(きみ)村(京都府有岡町)の曹洞宗(そうとうしゅう)清絃寺で出家。諸国行脚(あんぎゃ)中,土佐(高知県)でみつけた早稲(わせ)をもちかえり,試作に成功。稲は「有岡坊」「新助坊」の名で近隣にもひろがった。嘉永(かえい)3年死去。60歳。俗姓四方

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android