デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅尾工左衛門(初代)」の解説 浅尾工左衛門(初代) あさお-くざえもん 1758-1824 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。宝暦8年生まれ。初代浅尾為十郎の門にはいり,寛政6年浅尾工左衛門を名のる。実悪(じつあく)のほか,半道方(はんどうがた),親仁方(おやじがた)をかねた。「恋飛脚」で7役早替わりを演じて好評を博した。この名は大正時代まで6代をかぞえる。文政7年8月22日死去。67歳。初名は竹田仁三郎。前名は2代中山太四郎,朝井工左衛門。俳名は鬼丸,鬼玉。屋号は金田屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例