浜松町(読み)はままつちょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「浜松町」の意味・わかりやすい解説

浜松町
はままつちょう

東京都港区の東部山手(やまのて)・京浜東北線の浜松町駅の西側にある地区慶長(けいちょう)年間(1596~1615)増上(ぞうじょう)寺代官奥住久右衛門(おくずみくえもん)が名主を兼ねていたことから久右衛門町とよばれていたが、1696年(元禄9)駿河(するが)(静岡)浜松出身の権兵衛(ごんべえ)が名主となったことから浜松町に改名したという。西に増上寺、東京タワー、東に竹芝桟橋(たけしばさんばし)がある。駅前にある世界貿易センタービルは1970年(昭和45)竣工(しゅんこう)、地上40階、高さ152メートル。東京国際空港羽田空港)へのモノレール発着所がある。

沢田 清]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「浜松町」の意味・わかりやすい解説

浜松町
はままつちょう

東京都港区北東部の地区。世界貿易センタービルの建設などにより都心一部としての機能をもつ。 JR浜松町駅は,東京国際空港 (羽田空港) と都心を結ぶモノレールの発着地点。

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