浜薊(読み)ハマアザミ

デジタル大辞泉 「浜薊」の意味・読み・例文・類語

はま‐あざみ【浜×薊】

キク科多年草暖地海岸砂地自生。高さ約40センチ。葉は肉厚で深裂し、縁にとげがある。7~9月紅紫色頭状花をつける。ごぼう状の根と、葉は食用。ごぼうあざみ。

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精選版 日本国語大辞典 「浜薊」の意味・読み・例文・類語

はま‐あざみ【浜薊】

〘名〙 キク科の多年草。本州の伊豆地方から四国、九州の太平洋岸の海岸の砂地に生える。高さ二〇~六〇センチメートル。ゴボウ状の長い直根がある。葉は肉質で光沢があり、長楕円状披針形で羽状に中・深裂し、裂片は卵円形でさらに欠刻があり先端は鋭いとげ状。秋、茎の上部に数個の小枝を分けて紅紫色の大きな頭状花をつける。根と葉は食べられる。はまごぼう。ごぼうあざみ。〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「浜薊」の解説

浜薊 (ハマアザミ)

学名Cirsium maritimum
植物。キク科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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