浦見(読み)うらみ

精選版 日本国語大辞典 「浦見」の意味・読み・例文・類語

うら‐み【浦見】

〘名〙 浦を見に行くこと。多く「恨み」にかけて用いる。
蜻蛉(974頃)上「浜千鳥跡のとまりを尋ぬとて行方も知らぬうらみをやせむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「浦見」の意味・読み・例文・類語

うら‐み【浦見】

海辺を眺めること。和歌で、多く「恨み」に掛けて用いる。
「浜千鳥跡のとまりを尋ぬとて行くへもしらぬ―をやせむ」〈かげろふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android