浮草稼業(読み)ウキクサカギョウ

デジタル大辞泉 「浮草稼業」の意味・読み・例文・類語

うきくさ‐かぎょう〔‐カゲフ〕【浮(き)草稼業】

浮草のように転々として一つ場所に落ち着かない職業。また、その生活

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮草稼業」の意味・読み・例文・類語

うきくさ‐かぎょう ‥カゲフ【浮草稼業】

〘名〙 浮き草のように不安定で、一定の場所に根をおろさない職業。旅芸人などにいう。転じて、いつ転任になるかわからない身分の者にもいう。
真理の春(1930)〈細田民樹たこ「どうせ僕等あ浮草稼業(ウキクサカゲフ)だ。明日は明日と!」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android