海の物とも山の物ともつかぬ(読み)うみのものともやまのものともつかぬ

ことわざを知る辞典 の解説

海の物とも山の物ともつかぬ

どういう素性のものであるか見当がつかない。また、この先どうなっていくのかわからない。

[使用例] 「木村を負かすのはあんたや」まだ二十歳前の、海のものとも山のものとも知れん私に、坂田さんはこういってくれた[升田幸三名人香車を引いた男|1980]

[解説] 素性がよくわからないことを強調することわざ。この先どうなるかわからないとするのも、素性が不明であるがゆえの判断といえるでしょう。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android