海亀(読み)うみがめ

精選版 日本国語大辞典 「海亀」の意味・読み・例文・類語

うみ‐がめ【海亀】

〘名〙 海にすむカメ総称。陸のカメに比べて大形で、鰭(ひれ)状の四肢甲羅の中にひっこめることができない。産卵時に陸へあがる。アカウミガメ、オリーブヒメウミガメ、ケンプヒメウミガメ、ヒラタウミガメ、クロウミガメ、アオウミガメタイマイオサガメの八種がある。日本近海では、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの三種が多く見られる。《季・夏》 〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

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デジタル大辞泉 「海亀」の意味・読み・例文・類語

うみ‐がめ【海亀】

ウミガメ科およびオサガメ科のカメの総称。いずれも海産で、大形。四肢はひれ状。産卵のときは陸に上がる。アカウミガメアオウミガメタイマイオサガメなど。 夏》灯台がともる―縛られゐて/誓子
[類語]玳瑁たいまい石亀緑亀すっぽん噛付亀象亀

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動植物名よみかた辞典 普及版 「海亀」の解説

海亀 (ウミガメ)

動物。ウミガメ科とオサガメ科に属するカメの総称

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知恵蔵 「海亀」の解説

海亀

海亀族」のページをご覧ください。

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