海松食貝(読み)ミルクイガイ

デジタル大辞泉 「海松食貝」の意味・読み・例文・類語

みるくい‐がい〔みるくひがひ〕【海松食貝/水松食貝】

バカガイ科の二枚貝内湾の浅い泥底にすむ。貝殻は長卵形で、殻長14センチくらい。殻表は白色で、黒褐色の殻皮をかぶり、後端から太い水管を出す。名は、水管に海藻ミルが着生し、これを食べているように見えることによる。水管をすし種にする。みるがい。みるくい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android