海老の尻尾(読み)エビノシッポ

デジタル大辞泉 「海老の尻尾」の意味・読み・例文・類語

えび‐の‐しっぽ【海老の尻尾】

霧氷の一。高山などで、セ氏零度以下に過冷却した霧や雲の粒が岩石樹木などに吹きつけられて着氷したもの。風上側に伸び、エビの尾状になる。

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精選版 日本国語大辞典 「海老の尻尾」の意味・読み・例文・類語

えび【海老】 の 尻尾(しっぽ)

冬季、風の強い山稜などの岩や樹木や建物などにできる霧氷。その形が風の方向にのびてエビの尻尾のようになっていることからいう。

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