海老沢泰久(読み)エビサワヤスヒサ

デジタル大辞泉 「海老沢泰久」の意味・読み・例文・類語

えびさわ‐やすひさ〔えびさは‐〕【海老沢泰久】

[1950~2009]小説家茨城の生まれ。自動車レースなどのスポーツを描いた小説で知られる。「帰郷」で直木賞受賞。他に「」「監督」「F1地上の夢」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「海老沢泰久」の解説

海老沢泰久 えびさわ-やすひさ

1950-2009 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和25年1月22日生まれ。母校国学院大の助手をつとめ,昭和49年「乱」で小説新潮新人賞。52年文筆生活にはいる。「監督」「F2グランプリ」などのスポーツもので注目され,63年「F1地上の夢」で新田次郎文学賞,平成6年「帰郷」で直木賞。平成21年8月13日死去。59歳。茨城県出身。作品はほかに「空を飛んだオッチ」「ぼくの好きなゴルフ」など。

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