海軍歩兵(読み)かいぐんほへい(英語表記)morskaya pekhota

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海軍歩兵」の意味・わかりやすい解説

海軍歩兵
かいぐんほへい
morskaya pekhota

ソ連海兵隊。総兵力1万 5000人。北方,バルチック,黒海の各艦隊に各1個旅団,太平洋艦隊に師団が配備されていた。水陸両用作戦を主任務とする。ソ連の崩壊に伴う兵力削減で,兵力は変化しているが,ロシアは海軍歩兵戦力を重視する方針である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の海軍歩兵の言及

【海兵隊】より

…アメリカの海兵隊は国防省の海軍省に属するが,海軍とは別組織である。なお,旧日本海軍の特別陸戦隊,かつてのソ連軍の海軍歩兵morskaya pekhotaは海兵隊に相当する。【斎藤 眞】。…

【軍隊】より

…旧日本海軍には陸戦隊があった。旧ソ連ではこれを海軍歩兵と呼び,アメリカ軍は海兵隊として独立した軍種としている。艦隊は,数個の戦隊をあわせ指揮する部隊である。…

※「海軍歩兵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android