浸出液(読み)しんしゅつえき

精選版 日本国語大辞典 「浸出液」の意味・読み・例文・類語

しんしゅつ‐えき【浸出液】

〘名〙
① 浸出によって得られた液。たとえば、生薬有効成分を、水・アルコール・エーテルなどの溶剤を用いてとり出した液。
空気頭(1967)〈藤枝静男〉「やや黄色っぽく濁った浸出液を」
鉱石焙焼(ばいしょう)鉱から銅・亜鉛ウランなどの金属元素を抽出する際に用いる処理液。硫酸を用いることが多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android