消費者教育支援センター(読み)しょうひしゃきょういくしえんセンター(英語表記)National Institute on Consumer Education; NICE

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「消費者教育支援センター」の意味・わかりやすい解説

消費者教育支援センター
しょうひしゃきょういくしえんセンター
National Institute on Consumer Education; NICE

消費者教育の促進目的とする内閣府文部科学省の共管法人。 1990年設立。経済社会の変化に伴って新商品や新サービスの提供,製造物責任法 (PL法) など新しい法律の制定,さらには新手の悪質商法出現と,消費生活も複雑化していった。そうしたなか,自分の判断で正しく行動できる消費者を育てる目的で設立された専門機関青少年から高齢者までの幅広い層を対象に,消費者教育を行なうとともに情報センターとしての役割を担う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android