淳和奨学両院の別当(読み)ジュンナショウガクリョウインノベットウ

デジタル大辞泉 「淳和奨学両院の別当」の意味・読み・例文・類語

じゅんなしょうがくりょういん‐の‐べっとう〔ジユンワシヤウガクリヤウヰン‐ベツタウ〕【×和奨学両院の別当】

淳和院奨学院との別当。もと両院それぞれ別当を置き、源氏公卿上位の者が命じられたが、のち、久我氏世襲となった。室町時代、3代将軍足利義満が源氏の長者として両院別当となってからは、足利氏および徳川氏累代の将軍が将軍宣下せんげとともにこの称を継ぎ、明治維新に及んだ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android