混化(読み)こんか

精選版 日本国語大辞典 「混化」の意味・読み・例文・類語

こん‐か ‥クヮ【混化】

〘名〙
① 混合して別のものとなること。また、まぜて一つ化合物とすること。
※政党評判記(1890)〈利光鶴松〉二「立憲自由党とは自由党大同倶楽部愛国公党、九州同志会の四派、混化し変形せる合同体の党称にして」
② 心理学用語。同時連合の一つで、異種感官感覚が一つに結合すること。広義には、各種の感覚的感情その他の意識経験が結合して、一個の複合した経験を形作ること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「混化」の意味・読み・例文・類語

こん‐か〔‐クワ〕【混化】

混合して一つの化合物となること。
心理学用語。異なった感官の感覚が一つに結合すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android