デジタル大辞泉
「添え」の意味・読み・例文・類語
そえ〔そへ〕【添え/▽副え】
1 そえること。また、そのもの。
2 付き従うこと。補佐。
「―になって力を仮してはくれまいか」〈露伴・五重塔〉
3 おかず。副食物。
4 (副え)生け花の役枝の一。真の枝にそえて、それを引き立たせる枝。
5 主たるものにそう部分。かたわら。わき。
「かたやまの―に埋み給ひぬ」〈宇治拾遺・一五〉
6 「添え髪」の略。
「髪はわづかなるを、いくつか―入れて」〈浮・一代女・六〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
そえ【添え】
①料理で、飯のおかず。
②一つの料理で、主たるものに取り合わせて添えるもの。季節感などの趣(おもむき)を添え、味を引き立てる。焼き魚に添えるはじかみなど。
出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報
添え
飾りの中で、主木に対して飾られるものの総称。軽妙な雑木や花もの・実もの、あるいは山野草類などが用いられ、主木を引き立てる役目を果たす。
出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報