清火(読み)きよび

精選版 日本国語大辞典 「清火」の意味・読み・例文・類語

きよ‐び【清火】

〘名〙 火打石で打ち出した火。不浄を清めるため、また、災難よけなどのまじないのために用いる。切火(きりび)
浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)中「三つの清火を燧(き)りかけ、燧(き)りかけ、祝文の詞を上にける」

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デジタル大辞泉 「清火」の意味・読み・例文・類語

きよ‐び【清火】

不浄を清めるために、火打ち石で打ち出す火。切り火。

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