清鉋(読み)きよがんな

精選版 日本国語大辞典 「清鉋」の意味・読み・例文・類語

きよ‐がんな【清鉋】

〘名〙 建築工事の際の一儀式。組み立てる前に、神前棟木、柱、梁などの用材を並べ、きよめるために仕上げのかんなをかけること。
庭訓往来(1394‐1428頃)「釿立、礎居、柱立、精鉇、棟上吉日者、課陰陽頭、可定下

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デジタル大辞泉 「清鉋」の意味・読み・例文・類語

きよ‐がんな【清×鉋】

建築工事で、組み立てる前に神前に用材を並べ、仕上げの鉋をかけて清めをすること。また、その儀式。

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