渋くる(読み)シブクル

デジタル大辞泉 「渋くる」の意味・読み・例文・類語

しぶ‐く・る【渋くる】

[動ラ五(四)]
なめらかに動かない。また、ためらう。しぶる。
此間から―・って居たが」〈風葉青春
「目ガ―・ル」〈日葡
渋い味がする。
「悪イ茶ヲ飲ウデ口ガ―・ル」〈日葡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「渋くる」の意味・読み・例文・類語

しぶ‐く・る【渋くる】

〘自ラ四〙
① はかばかしく進まないでいる。また、身体器官がうまく機能しなくなる。しぶる。しぶく。
※両足院本山谷抄(1500頃)一九「字を見つ何とすれば、目がしぶくるほどに」
渋みを感じる。渋くなる。
日葡辞書(1603‐04)「ワルイ チャヲ ノウデ クチガ xibucuru(シブクル)

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