減気・験気(読み)げんき

精選版 日本国語大辞典 「減気・験気」の意味・読み・例文・類語

げん‐き【減気・験気】

〘名〙 病気勢いが衰えること。病気が快方に向かうこと。病気がなおること。また、治療祈祷(きとう)の効き目が現われ始めること。
今昔(1120頃か)一九「既に祭畢て後、師の病頗る減気有て、祭の験有に似たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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