渡海(読み)とかい

精選版 日本国語大辞典 「渡海」の意味・読み・例文・類語

と‐かい【渡海】

〘名〙
① (━する) 船で海を渡り、海の向こう土地へ行くこと。渡航
続日本紀‐大宝二年(702)六月乙丑「風浪暴険不渡海」 〔李白‐魯郡堯祠送竇明府薄華還西京詩〕
② 「とかいぶね(渡海船)」の略。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「渡海」の意味・読み・例文・類語

と‐かい【渡海】

[名](スル)
船で海を渡ること。渡航。
渡海船とかいぶね」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「渡海」の読み・字形・画数・意味

【渡海】とかい

海を渡る。

字通「渡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android