渡辺周渓(読み)わたなべ しゅうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺周渓」の解説

渡辺周渓 わたなべ-しゅうけい

1778-1861 江戸時代後期の画家
安永7年生まれ。吉川英信,土佐光貞の門にはいり,のち田中訥言(とつげん)に大和絵をまなぶ。有職(ゆうそく)故実にくわしく,精緻(せいち)な画風特色とした。尾張(おわり)名古屋藩主徳川斉温(なりはる)にもちいられ,殿中襖絵(ふすまえ)などをかいている。文久元年3月18日死去。84歳。尾張出身。名は清。別号に雪朝斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android