渡辺文三郎(読み)わたなべ ぶんざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺文三郎」の解説

渡辺文三郎 わたなべ-ぶんざぶろう

1853-1936 明治-昭和時代前期の洋画家
嘉永(かえい)6年生まれ。はじめ円山派の日本画,のち五姓田(ごせだ)芳柳・義松父子に洋画をまなび,芳柳の長女幽香と結婚した。明治美術会,太平洋画会創設に参加。明治40年第1回文展に「無音」が入選。昭和11年2月1日死去。84歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。号は薇山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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