温度走性(読み)オンドソウセイ

デジタル大辞泉 「温度走性」の意味・読み・例文・類語

おんど‐そうせい〔ヲンド‐〕【温度走性】

走熱性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の温度走性の言及

【走性】より

…例えば,ガその他の虫が光に向かって飛んできたり(光(ひかり)走性または走光性),魚が流れに逆らって泳いだり,トンボやガが風に逆らって飛んだりする(流れ走性,走流性,走風性)現象がそれにあたる。刺激の種類によってこのように光走性,流れ走性と呼ばれるが,このほか,においのある化学物質に対しておこる化学走性(走化性――ハエなど多くの昆虫にみられる),一定の音に対する音響走性(走音性――カなど),重力走性(走地性――カタツムリなど),一定の温度あるいは湿度の場所に集まってくる温度走性,湿度走性(走温性――ゾウリムシなど,走湿性――ミミズなど)など,生物にはさまざまな走性が認められる。多くの植物は,体全体が移動することがないので走性は認められず,体の一部を刺激に対して一定の方向に向ける屈性がみられる。…

※「温度走性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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