渺茫（読み）びょうぼう

精選版 日本国語大辞典

びょう‐ぼう ベウバウ【渺茫】

〘形動タリ〙 遠くはるかなさま。広くはてしないさま。渺渺。

※和漢朗詠（1018頃）上「楚思眇茫として雲水冷じ 商声清脆として管絃秋なり〈白居易〉」 〔韋荘‐送日本僧敬龍帰詩〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

びょう‐ぼう〔ベウバウ〕【^×渺^×茫】

［ト・タル］［文］［形動タリ］遠くはるかなさま。広く果てしないさま。
「夕の海は―として」〈風葉・恋ざめ〉
[類語]悠悠・渺渺・茫茫・広い・広やか・広大・広壮・広闊こうかつ・開豁かいかつ・広漠・空漠・茫漠・茫洋・洋洋・だだっ広い・幅広はばびろ・ワイド・広角・広広・漠漠・豁然かつぜん・広域・空闊くうかつ・蒼茫・浩浩・広大無辺・無辺・無辺際・一望千里・果てし無い・手広い

出典　小学館