湯の台温泉(読み)ゆのだいおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「湯の台温泉」の意味・わかりやすい解説

湯の台温泉
ゆのだいおんせん

山形県北西部、酒田市草津湯ノ台にある温泉。鳥海(ちょうかい)山南麓(ろく)の大台野高原(おおだいのこうげん)(470メートル)に位置し、庄内(しょうない)平野眺望がよい。源泉は油田開発の掘削井から自噴したものが多く、加熱している。泉質塩化物泉。鳥海山荘があり、鳥海山登山の基地となっている。付近には鳥海高原家族旅行村、環境省猛禽類(もうきんるい)保護センターがある。JR羽越本線酒田駅からバス便がある。

中川 重]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android