源家長日記(読み)ミナモトノイエナガニッキ

デジタル大辞泉 「源家長日記」の意味・読み・例文・類語

みなもとのいえながにっき〔みなもとのいへながニツキ〕【源家長日記】

源家長による日記新古今和歌集選定作業の様子や当時の歌人たちの動静仮名文で記されている。家長日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「源家長日記」の意味・わかりやすい解説

源家長日記【みなもとのいえながにっき】

鎌倉初期の日記。後鳥羽上皇に仕えた源家長〔?-1234〕が仮名文で書いたもので,日並みの記ではなく,エピソードを事項ごとにまとめて記している。《新古今和歌集》の撰集下命,竟宴,切継ぎなどの経過や,藤原俊成の九十賀とその死,藤原良経の死,鴨長明出家など歌人の消息に詳しい。

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